日弁連会長選挙の前年に活動していた弁護士の政策集団(2007年以降の分)

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2017年以前の分については,代表世話人が翌年度の日弁連会長選挙に立候補した政策集団に限り記載しています。

1 2007年に活動していた弁護士の政策集団
(1) 明日の司法と日弁連を創る会
ア 21期の宮崎誠弁護士(大阪)が代表世話人の一人でした。
イ 2人の元日弁連会長及び宮崎誠弁護士が呼びかけ人となって2007年7月2日に大阪準備会として誕生し,同年9月18日に大阪弁護士会館で大阪集会を開催し,5人の元日弁連会長及び宮崎誠弁護士が呼びかけ人となって同年10月16日に東京パレスホテルで発足式を開催し,同日,6人の呼びかけ人が代表世話人に就任しました。
(2) 憲法と人権の日弁連をめざす会
ア 1999年10月に結成されました。
イ 21期の高山俊吉弁護士(東京)が代表として活動していました。

2 2009年に活動していた弁護士の政策集団
(1) 新時代の司法と日弁連を担う会
ア 2009年10月28日に東京・法曹会館で発足準備会を開催し,5人の元日弁連会長及び山本剛嗣弁護士が代表世話人に選任されました。
イ 2009年11月6日,日弁連人権擁護大会(和歌山市)の終了後に発足式を行いました。
(2) 市民のための司法と日弁連をつくる会
ア 2009年10月22日に準備会が結成され,宇都宮健児弁護士を含む7人の弁護士が代表世話人に選任されました。
イ 2009年12月2日,東京都内・総評会館において設立総会を開催しました。
(3) 憲法と人権の日弁連をめざす会
ア 21期の高山俊吉弁護士(東京)が代表として活動していました。
イ 高山俊吉弁護士は2009年10月30日発効の戒告処分(自由と正義2010年2月号152頁)を受けた結果,会長選挙規程14条1号により被選挙権がなくなったために立候補できませんでした。
イ 弁護士に対する戒告処分は,それが当該弁護士に告知された時にその効力が生じ,告知によって完結する(最高裁平成15年3月11日決定)ため,執行停止は認められませんでした(弁護士吉峯康博ブログ「日弁連・理事会とは、何をするのでしょうか?(8)「戒告」とは何だろう?」参照)。
ウ 高山俊吉弁護士の審査請求は2010年1月12日に日弁連懲戒委員会で棄却され(自由と正義2010年3月号155頁),2012年10月31日に東京高裁で請求棄却判決が出て,同判決は同年11月15日に確定しました(自由と正義2013年1月号117頁)。
エ 最高裁平成23年10月11日決定は,弁護士会の綱紀委員会の議事録のうち「重要な発言の要旨」に当たる部分は民訴法220条4号ニ所定の「専ら文書の所持者の利用に供するための文書」に該当すると判断しました。

3 2011年に活動していた弁護士の政策集団
(1) 弁護士未来セッション
ア 2011年10月3日,「弁護士未来セッション@大阪」が立ち上がりました。
イ 2011年12月17日の大阪の事務所開きには,山岸憲司 弁護士未来セッションの呼びかけ人代表らがかけつけました。
(2) 第2期・市民のための司法と日弁連をつくる会
ア 宇都宮健児が代表世話人でした。
イ 2011年12月17日,結成式が主婦会館プラザエフで開催されました。
(3) 新しい日本と司法を興す会
25期の尾崎純理弁護士(第二東京)が代表世話人の一人でした。
(4) 憲法と人権の日弁連をめざす会
2012年度日弁連会長選挙に立候補した43期の森川文人弁護士(第二東京)がよく出ていた気がします。

4 2013年に活動していた弁護士の政策集団
(1) 明日の日弁連を築く会
2013年7月22日,設立準備会が開催され,同年10月4日,日弁連人権擁護大会(広島市)の終了後に設立総会が開催され,28期の村越進弁護士(第一東京)が代表に選任されました。
(2) 憲法と人権の日弁連をめざす会
2014年度日弁連会長選挙に立候補した38期の武内更一弁護士(東京)がよく出ていた気がします。

5 2015年に活動していた弁護士の政策集団
(1) 希望と活力にあふれる司法を創る会
2013年7月17日,大阪準備会発足式を開催し,2015年3月30日,大阪会の発足式を開催して14人の弁護士(うち,33期の中本和洋弁護士を含む12人が元 大阪弁護士会会長)が代表世話人に就任し,同年7月31日,近弁連管内の会員にも呼びかけて大阪集会を開催し,同年9月8日,東京を始めとする全国の会員に呼びかけて東京集会を開催しました。
(2) 憲法と人権の日弁連をめざす会
21期の高山俊吉弁護士(東京)が代表として活動していました。

6 2017年に活動していた弁護士の政策集団
(1) 広げよう!司法の輪、日弁連の会
2017年7月19日に設立総会を開催して,33期の菊地裕太郎弁護士(東京)を代表に選任しました。
(2) 憲法と人権の日弁連をめざす会
2017年6月6日頃,代表が38期の武内更一弁護士(東京)となり,事務局長が43期の森川文人(第二東京)に変わりました。

7 2019年に活動している弁護士の政策集団
(1) 2019年中に発足した弁護士の政策集団のHP等として以下のものがあります(代表者の所属弁護士会の順番です。)。
① 頼りがいのある司法を築く日弁連の会
・ 代表世話人は山岸良太弁護士(32期・第二東京弁護士会)であり,日本弁護士国民年金基金との関係でいえば,平成15年4月1日から平成18年3月31日までは常務理事をしていて,同年4月1日から平成24年3月31日までは代議員をしていました。
・ 同会HPには,第二東京弁護士会の日比谷倶楽部からリンクが貼られています。
・ 2018年9月18日,準備会を開催しました。
・ 2019年3月1日,「頼りがいのある司法を築く二弁の会」設立総会が開催されました。
・ 2019年6月14日,日弁連定期総会が終了した後に創立総会を開催しました。
② ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会
・ 代表は及川智志弁護士(51期・千葉県弁護士会)です。
・ 2019年6月8日に設立総会を開催しました。
③ 近未来の日弁連を考える会
・ 代表世話人は川上明彦弁護士(34期・愛知県弁護士会)です。
・ 2019年1月25日に設立されました(「「近未来の日弁連を考える会」中間のご報告~「踏襲」か「変革」か!?~」参照)。
④ 新たな時代の司法を考える会(あらし会)
・ 代表は荒中(あらただし)弁護士(34期・仙台弁護士会)です。
・ 2019年6月11日に仙台設立集会を開催し,同月14日,日弁連定期総会が終了した後に設立集会を開催しました。
(2) 2019年7月7日現在,HP等は確認できないものの,2016年度東京弁護士会会長を代表とする「魅力ある司法を実現する会」が設立されたみたいです(弁護士早川忠孝ブログ「魅力ある司法を実現する会が,本日スタート」(2019年5月31日付)参照)。
(3) 33期の菊地裕太郎日弁連会長(平成30年度同31年度)は,33期の小林元治 2016年度東京弁護士会会長と同期であり,かつ,所属弁護士会及び会派が同じです(両者はいずれも法友会です。)。
   また,2013年度日弁連副会長として,32期の山岸良太 2013年度第二東京弁護士会会長及び34期の荒中 2013年度日弁連事務総長と一緒に仕事をしていました。
   そのため,仮にこれらの3人が2020年の日弁連会長選挙に立候補した場合,誰を応援するのかしら?という気がします。
(4) 38期の武内更一弁護士(東京)を代表とする「憲法と人権の日弁連をめざす会」は引き続き活動しています。

8 2019年に設立された弁護士の政策集団の代表者の意見交換会等への出席状況(代表者の所属弁護士会で開催されたものは除く。)
(1) 頼りがいのある司法を築く日弁連の会の代表者である山岸良太弁護士の場合
(2019年)
7月23日:釧路弁護士会(北見地域)有志との意見交換会
7月19日:東京三会多摩支部有志との意見交換会
7月 5日:東北弁護士会連合会定期大会(盛岡市)の懇親会
7月 3日:京都弁護士会有志との意見交換会
→ 二巡目の意見交換会が開始しました。
6月27日:福岡県弁護士会北九州部会有志との意見交換会
6月26日:福島県弁護士会郡山支部有志との意見交換会
6月19日:青森県弁護士会有志との意見交換会
6月10日:長野県弁護士会長野在住会有志との意見交換会
6月 6日:秋田弁護士会有志との意見交換会
6月 5日:岩手弁護士会有志との意見交換会
6月 4日:山形弁護士会有志との意見交換会
5月29日:三重弁護士会有志との意見交換会
5月28日:新潟県弁護士会有志との意見交換会
5月27日:千葉県弁護士会有志との意見交換会
5月23日:和歌山弁護士会有志との意見交換会
5月22日:奈良弁護士会有志との意見交換会
5月21日:滋賀弁護士会有志との意見交換会
5月16日:岐阜弁護士会有志との意見交換会
5月10日:福井弁護士会有志との意見交換会
5月 9日:金沢弁護士会有志との意見交換会
5月 8日:富山県弁護士会との意見交換会(夕)
同   日:富山県弁護士会高岡支部有志との意見交換会
4月26日:釧路弁護士会(帯広弁護士協会)有志との意見交換会
4月25日:旭川弁護士会有志との意見交換会
4月24日:札幌弁護士会有志との意見交換会
4月23日:釧路弁護士会(釧路)有志との意見交換会
4月22日:埼玉弁護士会有志との意見交換会
4月19日:茨城県弁護士会有志との意見交換会
4月17日:長野県弁護士会松本在住会,上伊那在住会,諏訪在住会有志との意見交換会
4月16日:函館弁護士会有志との意見交換会
4月12日:長崎県弁護士会長崎地区,諫早地区及び大村地区有志との意見交換会
4月11日:福岡県弁護士会有志との意見交換会(夕)
同   日:山口県弁護士会下関地区会有志との意見交換会(昼)
4月10日:山口県弁護士会山口地区会及び周南地区会有志との意見交換会
4月 9日:島根県弁護士会有志との意見交換会
4月 8日:香川県弁護士会有志との意見交換会
4月 3日:日本組織内弁護士協会有志との交流
3月30日:原町ひまわり基金法律事務所引継披露祝賀会
3月27日:静岡県弁護士会浜松支部有志との意見交換会
3月25日:宮崎県弁護士会有志との意見交換会
3月22日:鹿児島県弁護士会有志との意見交換会
3月20日:佐賀県弁護士会有志との意見交換会
3月19日:大分県弁護士会有志との意見交換会
3月18日:熊本県弁護士会有志との意見交換会
3月15日:沖縄弁護士会有志との意見交換会
3月13日:愛媛弁護士会有志との意見交換会
3月 8日:徳島弁護士会有志との意見交換会
3月 7日:神奈川県弁護士会有志との意見交換会
3月 5日:栃木県弁護士会有志との意見交換会
3月 4日:高知弁護士会有志との意見交換会
2月28日:京都弁護士会有志との意見交換会
2月27日:兵庫県弁護士会有志との意見交換会
2月20日:群馬弁護士会有志との意見交換会
2月19日:静岡県弁護士会静岡支部有志との意見交換会(夕)
同   日:静岡県弁護士会沼津支部有志との意見交換会(昼)
2月15日:山梨県弁護士会有志との意見交換会
1月15日:広島弁護士会有志との意見交換会(夕)
同   日:岡山弁護士会有志との意見交換会(昼)
1月 4日:沖縄弁護士会有志との意見交換会
(2018年)
11月24日~26日:鳥取県弁護士会及び島根県弁護士会有志との意見交換会
10月23日:栃木県弁護士会有志との意見交換会
(2) ともに日弁連を変えよう!市民のための司法をつくる会の代表者である及川智志弁護士の場合
・ 意見交換会の開催状況につき,及川智志弁護士のツイートに記載されています。
8月 8日:熊本県弁護士会及び長崎県弁護士会有志との意見交換会
8月 7日:鹿児島県弁護士会有志との意見交換会
7月25日:釧路弁護士会有志との意見交換会
7月24日:札幌弁護士会有志との意見交換会
7月22日:京都弁護士会有志との意見交換会
(3) 近未来の日弁連を考える会の代表者である川上明彦弁護士の場合
(2019年)
7月 9日:広島弁護士会有志との意見交換会
6月26日:山口県弁護士会有志との意見交換会
同   日:山口県弁護士会下関地区有志との意見交換会
6月24日:京都弁護士会有志との意見交換会
6月21日:宮崎県弁護士会有志との意見交換会
6月12日:佐賀県弁護士会有志との意見交換会
6月11日:熊本県弁護士会有志との意見交換会
6月 7日:大分県弁護士会有志との意見交換会
5月31日:徳島弁護士会有志との意見交換会
5月30日:香川県弁護士会有志との意見交換会
5月22日:福岡県弁護士会北九州部会有志との意見交換会
5月21日:山梨県弁護士会有志との意見交換会
5月17日:栃木県弁護士会有志との意見交換会
5月16日:新潟県弁護士会有志との意見交換会
5月15日:静岡県弁護士会沼津支部有志との意見交換会
5月13日:福岡県弁護士会有志との意見交換会
4月19日:静岡県弁護士会浜松支部有志との意見交換会
4月16日:岐阜県弁護士会有志との意見交換会
4月 9日:福井弁護士会有志との意見交換会
4月 8日:金沢弁護士会有志との意見交換会
4月 5日:札幌弁護士会有志との意見交換会
4月 4日:旭川弁護士会有志との意見交換会
3月29日:富山県弁護士会有志との意見交換会
3月28日:鹿児島県弁護士会有志との意見交換会
2月27日:三重弁護士会有志との意見交換会
(4) 新たな時代の司法を考える会(あらし会)の代表者である荒中弁護士の場合
7月29日:広島弁護士会有志との意見交換会
同   日:福岡県弁護士会北九州部会有志との意見交換会
7月23日:島根県弁護士会有志との意見交換会
7月18日:長野県弁護士会有志との意見交換会
7月17日:函館弁護士会有志との意見交換会
7月10日:長崎県弁護士会有志との意見交換会
7月 9日:鹿児島県弁護士会有志との意見交換会
7月 5日:東北弁護士会連合会定期大会(盛岡市)の懇親会
7月 3日:茨城県弁護士会有志との意見交換会
6月26日:福島県弁護士会福島支部有志との意見交換会
6月25日:福島県弁護士会郡山支部有志との意見交換会
6月24日:札幌弁護士会有志との意見交換会
6月18日:山形県弁護士会有志との意見交換会

9 その他
(1) 向原総合法律事務所/福岡の家電弁護士のブログ「日弁連会長選挙の季節。」(平成25年12月18日付)には以下の記載があります。
   福岡の法坂一広先生(筆名)のブログを引用させて頂いています。
   どうやら、日弁連会長選挙の実質的事前運動が始まったようです。
日弁連は2年に1回、会長選を行い、その前に、「勉強会」と称して、会長候補者が全国を遊説して回ります。
   日常業務をこなす日々を過ごしていて、こういう雲の上の世界に無縁かつ無関心の私にとっては、日常業務を置いて活動されるのは本当に大変なことだろうなあとお察しするとともに、大変だろうなあと思いながら、いつも見ているわけですが。。。
(2) 弁護士法人岩田法律事務所HP「打ち破れない超閉塞感!」(平成28年1月18日付)には以下の記載があります。
   今年も2年に一度の日弁連会長選挙が迫ってきました。
   例年、釧路の会では9月になると阿寒にて観楓会を行いますが、だいたいその選挙の年ということになると、怪しい名称の任意団体を名乗った偉い人がこの予定に合わせていらっしゃって、今後の日弁連の在り方についての説明をしてくださいます。

10 関連記事
以下の記事も参照してください。
① 過去の日弁連会長選挙の結果(平成20年度以降)
② 日弁連設立時から平成18年度までの日弁連会長選挙の結果
→ 神戸弁護士会から日弁連会長に就任した昭和61年度同62年度日弁連会長選挙については,単位会別の得票状況も載せています。
③ 日弁連の歴代会長及び事務総長
④ 日弁連役員に関する記事の一覧